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難治性皮膚疾患改善プログラム1


<難治性皮膚疾患改善プログラム1>

シーズー 男の子 13歳
  2週間前にサロンにて、シャンプー、トリミングをしていただいたそうです。
  
  …が、皮膚はベタベタと脂っぽく、フケも出ています。
   診察中も何度も掻いていました。
   ひどい箇所は、赤く腫れ、血もにじんでいます。
   ご家族の方は「臭い」を気にしておられます。

  IMG_5452_convert_20140929090729.jpg
   色素沈着もあり、慢性化しています。


早速、治療プログラムを開始しました。
注射と内服薬。
そして、今の状態に合ったシャンプー剤を選び、
丁寧にスキンケアを行いました。

スキンケア終了後
  IMG_5463_convert_20140929084637.jpg

 汚れや余分な皮脂をしっかり取り、
 臭いも全くしません。

今回のスキンケアには「香り」の無いものを使用しました。
良い「香り」でごまかさなくても
全く臭いがないことに、ご家族の方も驚かれていました。

しばらくは短い周期のスキンケアが必要ですが
徐々に期間を開けていけるでしょう。

慢性化した症状を改善するには
  少し根気が必要です。




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学んできました!


今日は朝から
メディカルアロマセミナーに参加してまいりました。

 精油の持つ成分、含有量、効用をきちんと理解し、
 「癒し」や「リラクゼーション」の枠を超えて
 医療としてアロマを使っていくことの深さを学んできました。
 
 何種類もある精油に通じるのは簡単ではありませんが
 今後も当院で取り入れていこうと思います。
 

 

おかげさまで1ヶ月


おかげさまで新病院に移転してから1ヶ月を迎えました。

古くからの患者様も変わらず来てくださり、
温かいお言葉や心強い励ましのお言葉をいただき、感謝感謝の毎日です。


新病院は
「看板が小さくて分かりにくい」
とのお声も…。
建物も、小さなリゾートハウスかカフェのようで
動物病院らしくないかもしれません。
 
 他にはない、1つ1つに私たちの思いが詰まった動物病院です。
 これからも皆様のご期待にお応えできますよう、
 日進月歩の動物医療にきちんと対応できるように精進し、
 スタッフ一同、愛される動物病院づくりをしてまいります。
  どうぞよろしくお願いいたします。
 



シャンプー講習


痒みを伴う皮膚疾患で診察に来られる子は非常に多いです。
原因は様々…。
 感染症、アレルギー性、内分泌疾患によるもの、
  そしてこれらの原因が重なっているもの…。

投薬治療 (内服薬と外用薬)と同時に
シャンプーや皮膚が本来持つ機能を助けるスキンケアが
皮膚の改善につながります。
シャンプー剤は、症状や皮膚の状態に合わせて選ぶことが大切です。

今日は新しいシャンプー剤の講習を受けました。
界面活性剤による汚れや過剰な皮脂を取り除くものとは異なり
違った視点で、無理なく汚れや過剰な皮脂を
取り除くことができる製品だそうです。
広島県からメーカーの方が当院まで来てくださり
大学の先生が研究された実験データーや論文の説明を受け、
実際にメーカーの方の指導のもと、使ってみました。
 1度の使用で劇的な変化…はありませんでしたが、
 なかなか良い感触を得ました。


 皆様にご紹介できるまで
 もうしばらく…お待ちください。



外待合


秋風が爽やかな季節になりました。
 
 窓越しに外待合を見ると…
  
  診察の順番が来るまでベンチに座ってお知り合いと談笑されている方、
  診察が終わった後、ゆっくりされている方、
  お散歩の途中に寄ってくださる方…

そんな風景に出会うと
すごくうれしくて、心がなごみます。

そこだけが、時間がゆっくり流れているような気がします。

小さな空間ですが
 動物と人が
 動物を通して人と人が
   つながれる場所…。
    私たちが作りたかった風景です。

「素敵な病院を作ってくれてありがとう。」
と言ってくださった飼い主様。

   私たちの方こそ「ありがとう」です。

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難治性皮膚疾患改善プログラム開始!


先日、初めて来院されたシーズーの女の子。
 全身の痒みを伴う皮膚疾患。
  発赤、脂漏の悪化、脱毛、色素沈着、そして強い臭気…。

バスタオルにその子を包んで
診察室に入ってこられたご家族のお気持ちを思うと
胸が痛みました。
今までも他院にて治療を続けてこられましたが、
大きな改善も見られなかったそうで、
長年悩んでいらっしゃいました。

もちろん、他院で治療されてきたのですから、
当院の治療で完全に治ります、とは言えません。
けれども、
「何とかしたい!」
という強い思いでいます。

皮膚科治療は、
複数の原因が絡んでいることが多く、
体の中からと外からのアプローチが大切です。
 中からとは食事、薬 etc。
 外からとはシャンプーを含めたスキンケアと薬 etc。
そして、根気…。
 数回の来院で治るものではありませんし、
 ご家族様のご協力なしで治療はできません。

次回の来院予定は10日後です。
スムーズに治療に入れるように
スタッフとミーティングをし、準備を整えています。

少しでも改善するように、
あの子がつらい痒みから解放され、ご家族様が笑顔になられるように…
  さあ、プログラム開始です!




オリーブの実


オリーブの実がたくさんなり、
その重さで枝が弧を描くようになりました。

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実の大きさも
7月にこちらに来たときの倍ほどになっています。

風に揺れると葉裏が銀色にきらきらと輝き
とてもきれいです。

様々な表情を持つオリーブは
いつまで見ていても飽きることはありません。


こんなにたくさんの実をつけていても
オリーブ農園で、初めのお役目は終えたオリーブだそうです。
最盛期にはどれほどの実をつけていたのでしょう…。
 
  農園で収穫されたオリーブの実は、
  彼の地で人々の暮らしを豊かにしてきました。
  食用や、オイルや、石鹸にしたり…。
  
  しかし、ある程度の樹齢になると実の収穫量は減ってしまうのだそうです。
  そうなると、観賞用として第2の人生の始まりです。

このオリーブの木が重ねてきた歴史や、
私たちが迎えることができた奇跡を想うと
愛おしくてたまりません…。


 どうぞ、外待合の椅子にお座りになって
 ゆっくりと眺め、オリーブの生命力を感じてみてください。



トリミング


持病があったり、高齢だからとか…
街のトリミングサロンに
お願いするのが心配な子たちを中心に
獣医師の管理のもと、安心してトリミングができるように…との思いで、
当院の患者様を対象に、開院以来、ずっとトリミング業務を続けています。

今までは、専用のトリミングルームがなかったので
1日にお受けできる頭数が非常に少なく
ご迷惑をおかけしてきましたが
新しくトリミングルームができ、
9月からお受けできる頭数を増やすことができるようになりました。

シャンプー剤は
その子の皮膚や毛の状態に応じて獣医師が選び、
トリマーと動物看護師が丁寧にシャンプーしています。

 ただし、医療の一環としてのトリミングですので
 カラーリング(おしゃれ染め)等はお受けしていません。


これからは、予約を取りやすくなります。
 もちろん、健康な子も大歓迎です。
  ご予約お待ちしています。



デング熱とフィラリア症


9月に入り、昼間の陽射しはまだまだ強いですが、
朝夕は過ごしやすくなってまいりました。

最近のトップニュースは「デング熱」。
感染者の数は日々増加し、
東京の代々木公園周辺は立ち入り禁止に
なっている所も多いそうです。

「デング熱」は蚊が媒介するウイルス性の伝染病です。
人獣共通感染症なので、低い確率ですが、犬や猫も感染の対象になります。
しかし、犬や猫では症状が出ません。

蚊の媒介による感染症のうち、
犬では「フィラリア症」の方が「デング熱」よりずっと危険です。

「フィラリア症」はフィラリア(犬糸状虫)の成熟虫が
心臓の右心室や肺動脈内に寄生することによっておこる病気です。
フィラリアの成熟虫はメスで体長25~30㎝、オスは体長12~20㎝で
白いそうめん状の形をしています。
成熟虫が心臓内で交尾をし
メスは卵を体内で孵化させて、子虫を産みます。
子虫は体長0.3㎜と小さく、
血液の循環に乗って蚊の体内に取り込まれるのを待ちます。
この血液を蚊が吸血すると、
子虫も血液と一緒に蚊の体内に取り込まれます。
蚊の体内で子虫は体長約1㎜に成長します。
子虫を持った蚊が、吸血する際に、
子虫は蚊から脱出して、犬の皮膚内へ侵入します。
犬の体内に侵入した子虫は
皮下組織、脂肪組織、筋肉組織、腹膜下へと
移行しながら体長10㎝程にまで成長します。
やがて、子虫は静脈内へに入り、最終寄生場所の右心室まで移行します。
右心室内に寄生した成熟虫は約5~6年は生存します。

フィラリアが寄生してしまうと
・けいれん性の咳
・背部の慢性皮膚炎
・栄養不良
・運動力の低下
等が症状に表れます。
これらの症状は病気の進行がある程度進むと表れますが、
外観的に症状が出なくても体内では徐々に悪化していることがあります。
そして末期には、腹水がたまり、呼吸困難がおこり、
大変苦しんで死期を迎えることが多いです。

小型犬でも大型犬でも寄生するフィラリアの大きさは同じですから
心臓が小さい小型犬の方が、少しの寄生でもダメージを受けやすくなります。

ガンや血栓など、
食事や生活に気をつけて、たくさんの愛情を注いでいても、
予防できない病気はあります。
しかし、フィラリア症は、確実に予防できる病気です。
予防できる病気で寿命を縮めてしまうのは、残念でなりません。
フィラリア予防は「いのち」に対する「責任」だと思います。

蚊が見られて1ヶ月後から、蚊がいなくなってから1ヶ月後まで
毎月1回、投薬をお願いします。


フィラリア成熟虫が心臓に寄生している標本があります。
約10㎏の中型犬がフィラリア症に感染したときのものです。
ご興味のある方にはいつでもお見せいたします。
遠慮なくお声かけください。



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