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ご自由にお読みください


待合室に本や雑誌を置いています。
毎月発行の
「いぬのきもち」「ねこのきもち」、
隔月発行の
「Wan」、
そして、私たちが選んだ数冊の本や雑誌。

今、置いているのは
「Moe」

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絵本と絵本に登場するキャラクターの雑誌です。

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 今月号の特集は「100万冊売れた絵本のはなし」。
 何十年にもわたり、子どもの心をとらえてきた絵本の魅力や絵本作家の方々を紹介しています。
 1度は手にしたことがある絵本の
 楽しさを再発見できそうです。


そして、もう1冊、
「うまい本」

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京阪神のグルメガイドです。
写真がきれいで、とってもおいしそう!

   こちらは院長が選びました。


どうぞご自由にお読みください。



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皮膚治療卒業!


先日、3週間ぶりにシャンプーに来てくれたシーズーの女の子。

 その子を抱いた飼い主様は笑顔で入って来られました。
   「先生、見て!
   ほら、こんなにキレイ! 全然痒がらなくなりました!」


約1年前…。
毛は薄く、経過の長さが分かる皮膚の色素沈着、
そして、掻きむしったところは真っ赤になって血がにじんでいました。
飼い主様は
「痒がっている姿を見ているだけで
私がしんどくなります。」
と心を痛めていらっしゃいました。
痒み、臭い、過剰なフケを特徴とする「マラセチア性+脂漏性皮膚炎」の
典型的な症状でした。
また血液検査からホルモン疾患も併発していることが分かりました。

治療には時間がかかる事、
体の内側からと外側からの治療が必要な事、
そして生活習慣の見直し等を
お話しさせていただきました。

初めは、ステロイド剤や抗生剤を含む内服薬、
短い間隔でのシャンプーで治療を開始しました。
途中、アカラス症を併発し
思うように治療効果が上がらない時もありましたが、
定期的なシャンプーによるスキンケアを行い、
内服は漢方薬に移行しました。
シャンプー剤も
その時の症状に合わせて選び、
間隔も少しずつ空けていきました。

ステロイド剤や抗生剤を使わなくなってから
2か月がたちますが、皮膚のトラブルはありません。

「もう、この子の掻く音で夜中に起こされることがなくなりました。」
と飼い主様はおっしゃっていました。

シーズーは本来乾燥した地域に適応した犬種ですので
日本の高温多湿な環境では
皮脂の分泌が過剰となり、脂漏性皮膚炎をおこしやすく、
また、アトピー体質の子も多いようです。

あんなに痒がっていた子の皮膚が改善し、
飼い主様に喜んでいただけて
私たちもとても嬉しいです。
すぐに結果が出なくても
私たちを信頼し、
治療を続けてくださり、
指示通りの間隔でスキンケアを受けてくださった飼い主様の
熱意に感謝します。
本当にありがとうございます。

再発がないように
これからも一緒に頑張りましょう!




聴こえない・・・2


「聴こえていないのでは…」
   そう思いたくない気持ちに反して、
「やっぱり聴こえていない…」
   と思う場面が多くなりました。



今までなら、決して撮ることが出来なかった1枚…
 
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昼寝中のコロ。
今までなら、昼寝中に近づくと
パッと起き上がって、しっぽを振ってくれていました。
写真を撮るなんて絶対に出来ませんでした。
シャッター音はもちろん、近づくだけで起きていたのですから…。

こんなに近くでシャッター音がしても
スヤスヤ眠るコロ。
胸がいっぱいになって涙があふれました…。

それでも
とっても元気なコロ。
食欲もあって、
散歩のときはぐいぐいリードを引っ張ります。
目が合うと、
飛び跳ねながら嬉しそうに近づいてきます。
今は皮膚の調子も良く、
毛もフサフサです。

音が閉ざされた生活を
コロはどんなふうに感じているのでしょう。
 例えば後ろから
 何かが近づいても気づくのが遅れて
     危ない思いをするかもしれません。
 不安に感じることも増えるかもしれません。
  
 今まで以上にアイコンタクトを大切に、
 体に触れて…
  私たちがコロの耳になって
  トラブルに合わないように気をつけて
  一緒に暮らしていきます。

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聴こえない・・・


コロは2007年6月生まれの8歳。
 そろそろ健康に気をつけないといけない年齢でも
 まだ老犬と言われる年齢ではありません。

コロはいつも玄関を上がってすぐの所にいます。
私たち家族の誰が帰っても、
すぐに気づいて
必ずしっぽを振って出迎えてくれます。
昼間でも
日付が変わる時刻を過ぎた真夜中でも…。
 遅い時間に帰り、
 玄関の電気をつけると
 眩しそうに眼を細めてしっぽを振るコロの顔は
 笑っているようで
 大好きな表情の1つ。
  寝ているときに起こされるコロには
  申し訳ないけれど、
  その顔を見るのも嬉しい深夜の帰宅。

小さな音でも、少しの気配でも
絶対に気づくコロ。
「今度こそは気づかれないように…」
と、そうっとそうっと音を立てないようにしても
必ず気づくので
「すごいね!コロにはかなわないなぁ~!」
といつも家族で話していました。


そんなコロが
2週間ほど前から 
突然声を上げたり、
吠え続けるのを注意しても止めなかったり、
なんとなくいつもと違うような感じがするようになりました。
元気もあって
食欲もあって…
でも、なんだかいつもと違う…。

そして1週間ほど前に ────
 昼間に帰ると
 コロは丸くなって寝ていました。
 いつもは絶対に嬉しそうに出迎えてくれるはずなので
 おかしいなと思いながら
 そうっと近づき
 「コロ」
 と名前を呼んでも寝息を立てているだけ…。
 体にそっと触ると
 ビクッと驚いたようにこちらを見て
 すぐに立ち上がり
 それからいつものように嬉しそうにしっぽを振ってくれました。
 よっぽどよく眠っていたのかな、と
 不思議に思いながらも自分を納得させていました。

同じようなことが続き、
 「あれ?」と思う気持ちは確信に変わりました。

    ── コロは聴こえにくくなっている・・・。


 


 

ノーベル賞


2015年のノーベル生理学・医学賞に
大村智・北里大特別栄誉教授ら3人の受賞が決まりました。
大村教授が発見したのは
「世界で何億人もの命が救われている」
と言われている抗寄生虫薬<イベルメクチン>のもとになる物質。

<イベルメクチン>は
皆様がよくご存じのフィラリア予防薬の主成分です。
「世界で何億人もの命が救われている」薬は
「世界でたくさんの動物たちの命を救っている」薬でもあるのです。

フィラリア症は蚊の媒介によって感染する病気で
犬ではフィラリアの成虫が心臓や肺動脈に寄生するため
血液循環障害を起こし、
様々な症状が現れます。
肝臓の障害、腹水、血尿、貧血、呼吸困難などを伴い、
急死する症例もあります。
猫でも呼吸器症状を引き起こしたり、
突然死の一因となることもあります。

予防薬を飲めば
感染はほぼ100%防ぐことが出来ます。


大村教授の地道で長い研究の成果は
人類と健康に計り知れない恩恵を与えてくださったと同時に
動物の健康や福祉にも大きな影響を与えてくださいました。

大村教授の受賞は
動物と一緒に暮らす私たちにも身近に感じられる大きなニュースです。





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川島動物病院

Author:川島動物病院
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